裁判手続のIT化
日本でも、いよいよ裁判手続のIT化に向けて動き出しました。
現在の状況をご確認ください。
裁判手続のIT化とは?
次の3つに分類されています。
e提出(e-filing)
- 主張・証拠をオンライン提出に一本化
- 手数料の電子納付・電子決済
- 訴訟記録を電子記録に一本化
e事件管理(e-Case Management)
- 主張・証拠への随時オンラインアクセス
- 裁判期日をオンラインで調整
- 本人・代理人が期日の進捗・進行計画を確認
e法廷(e-Court)
- ウェブ会議・テレビ会議の導入・拡大
- 口頭弁論期日(第1回期日等)の見直し
- 争点整理段階におけるITツールの活用
進展の状況
フェース1からの開始です。
フェーズ1
- 現行法の下でのウェブ会議・テレビ会議等の運用(e法廷)
フェーズ2
- 新法に基づく弁論・争点整理等の活用(e法廷)
フェーズ3
- オンラインでの申立て等の運用(e提出、e事件管理)
政府
裁判所
- 裁判所» ウェブ会議等のITツールを活用した争点整理の新しい運用の開始について
- 裁判所» テレビ会議がもっと便利に!
- 知的財産高等裁判所» テレビ会議システムの利用について
弁護士会
- 日弁連» 日弁連新聞 第545号「民事裁判手続のIT化の検討状況2020年2月、ウェブを活用した争点整理を開始」
- 東京弁護士会» LIBRA 2019年 4月号「裁判手続のIT化 東京地方裁判所と東京三弁護士会による模擬裁判のご報告」
- 東京弁護士会» LIBRA 2019年 4月号「裁判手続のIT化 東京地方裁判所と東京三弁護士会による模擬裁判のご報告」【PDF】
- 第二東京弁護士会» 『NIBEN Frontier』2019年3月号
- 第二東京弁護士会» 『NIBEN Frontier』2019年3月号「e裁判レポート」【PDF】
- 仙台弁護士会» 民事裁判手続のIT化に関する意見書
韓国の裁判IT化
- JETRO» 韓国の電子訴訟について
- 第二東京弁護士会» 『NIBEN Frontier』2019年3月号
- 第二東京弁護士会» 『NIBEN Frontier』2019年3月号「韓国における裁判手続のIT化の現状について」【PDF】